週末シンガポール旅行2日目特別編 ~憧れのカクテル 『 シンガポールスリング 』 を飲む!@ラッフルズホテル、ロングバー~

2013年9月20日(金)から9月24日(火)、4泊5日(機内1泊含む)でシンガポールへ。

2日目の夜、憧れだった本場のシンガポールスリングを飲みにラッフルズホテルのロングバーへ。
今回の旅行、最大の目的を果たせて大満足だー!!


※写真15枚
遡ること約14年前、本格的に始めたアルバイトがバーテンダーだった。


小4から始めたサッカーにハマり、高3で引退するまでサッカー漬けの毎日。
引退後に、家から近い、かっこいいという安易な理由で始めたアルバイトがバーテンダーだった。
あまりの楽しさに、気づけば大学を卒業するまで4年間も続けるほどハマっていた。


Zeal Bar時代の写真。おそらく20歳前後。
Zeal Bar 時代の写真。おそらく20歳前後。

最初の1年半は、氷屋から買った氷の塊をアイスピック1本でロック用(球体)やカクテル用(立方体)にするクラシックスタイルのバー。
ここでは、氷の割り方、ステア、シェークから、気配りまで、バーテンダーの基本を学んだ。

JR横浜線の中山駅近くにある 『 Zeal Bar 』 。
食べログ:http://tabelog.com/kanagawa/A1402/A140207/14002044/
その他:わたしのお気に入りBar~Zeal Bar~@中山

先日、主婦が人命救助をして大きなニュースとなった踏切のすぐ近く。
今も営業しているかは不明??



後の2年半は、横浜駅西口近くの 『 FRiDAY'S 』。
映画 『 カクテル 』 でトムクルーズに演技指導したのがアメリカの店舗。
ここでは、ボトルやグラスを投げたり、まわしたりしながらカクテルを作るフレアーバーテンディングや、フレンドリーな接客、エンターテイメントを学んだ。
FRiDAY'S:http://www.tgifridays.co.jp/enjoy/


フライデーズ時代の写真
フライデーズ時代の写真。
黒のベスト・・・ 使いまわしてるな(笑)



大学時代は、毎日のように持ち歩いていたカクテルブック
大学時代は、毎日のように持ち歩いていたカクテルブック。
色々なバーでカクテルを飲み歩き、学業よりもお酒、カクテル、サービスを学んでいた。

『 シンガポールスリング 』 を知ったのは、この頃だった。



ラッフルズホテル
ラッフルズホテル。
『 東洋の真珠 』 と評され、アジアを代表する名門ホテル。

1887年にアルメニア人のサーキーズ兄弟によって建てられ、開業当時は10室だけだったらしい。



ラッフルズホテルの一角にあるロングバー
ラッフルズホテルの一角にあるロングバー
ラッフルズホテルの一角にあるロングバー
ラッフルズホテルの一角にあるロングバー
ラッフルズホテルの一角にあるロングバー
ラッフルズホテルの一角にあるロングバー
ラッフルズホテルの一角にあるロングバー
ラッフルズホテルの一角にあるロングバー。



シンガポールスリング
シンガポールスリング。

1915年、このロングバーで中国人バーテンダー 『 ニャム・トム・ブーム 』 が考案した伝説のカクテル。
シンガポール = マライ語で 『 獅子の国 』
スリング = ドイツ語のSchlingenが語源で 『 飲み込む 』

"獅子の国を飲み込む" そんな意味を持つカクテル。
シンガポールに来たら絶対に外せない飲み物だ!

実際に、ロングバーにいた客のほぼ全員がシンガポールスリングを飲んでいたし、カウンターに座っていた30分ほどは、バーテンダーがシンガポールスリング以外のカクテルを作っているのを見なかったほど人気のカクテル。



ラッフルズホテルのオリジナルグラスで
ラッフルズホテルのオリジナルグラスで。

レシピは、
ジン(ビーフィーター) 30ml
チェリーブランデー(チェリーヒーリング) 15ml
パイナップルジュース 120ml
ライムジュース 15ml
コアントロー(ホワイトキュラソー) 7.5ml
ベネディクティン 7.5ml
グレナデン・シロップ 10ml
アンゴスチュラ・ビターズ 1dash
をボストンシェーカーでシェーク。
飾りは、パイナップルのスライスにチェリーを竹のピンで刺し、オリジナルグラスのふちに飾る。



ロングバーのコースター
ロングバーのコースター。
昔は 『 RAFFLESHOTEL SINGAPORE 』 も書かれていたみたいだけど、今は謎のマーク?だけ。
これ何を意味したデザインなんだろう??



床には、大量のピーナッツの殻が
床には、大量のピーナッツの殻が。
ピーナッツは食べ放題だけど、すごく不味い(笑)




そんなこんなで、
いつかは、ラッフルズホテルでシンガポールスリングを!と思い続けて数年。
やりたい事をやり遂げられた達成感、満足感に浸りながらロングバーを後にした。


サービス料なども含めて1杯2500円(当時のレートで)。
正直、薬っぽい味で美味しいとは思えないカクテルだけど、自分にとってはそれ以上の価値ある体験だったので全然高くは感じなかった。


ラッフルズホテル、ロングバーの本物のシンガポールスリング